確定拠出年金は魅力的だが出口戦略が…

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今回は確定拠出年金についてです。

確定拠出年金は企業型や個人型であるiDeCoがありますが、私が企業型の確定拠出年金をやっている中で気がついたことを書きます。

確定拠出年金をやっている中で色々調べて思ったことは、

すごく魅力的な制度であるが、出口戦略を難しくてそこをちゃんと説明しているところが少ない

ということです。

この出口戦略について、ちゃんと理解しないで確定拠出年金(iDeCo含む)をすると損することも充分あり得るなと思いました。

まず、一般的な確定拠出年金(iDeCo含む)のメリット・デメリットは以下の通りです。(※すべてが網羅されているわけではないので、詳しくは証券会社のWebサイトなどで確認ください。)

メリット
①全額所得控除される
②運用益が非課税になる
③受け取る時も控除される

デメリット
①原則60歳まで引き出せない
②手数料がかかる(iDeCoの場合)
③元本割れするリスクがある
④買える商品が限られている

これらのメリット・デメリットで一番気を付けるべき点はメリットの③です。

メリット③の受け取るときに控除されるです。

これがやっかいです。

この意味としては60歳以降でお金を引き出すときに税金の控除がされるという意味でメリットに書かれていることが多いですが、これってデメリットではないかと私は思っているのです。

なぜなら、例えばNISAであれば投資した掛け金を現金化するときに税金はかかりませんよね。

なのになぜかiDeCoは受け取るときに税金がかかります。

確かに優遇されるのかもしれませんが、そもそも税金がかかってしまうのが落とし穴な気がしてます。

で特に損をする可能性がある人は「退職金の金額が大きい人」「運用を利益が出すぎて、確定拠出年金の資産を増えすぎてしまった人」などなので、要注意です。

退職金の金額が大きい人や利益が出すぎて、資産が増えすぎてしまった人は控除があってもかなりの金額を税金を支払う必要性が出るケースがあるので要注意です。

具体的な金額については、人のケースによって異なりますので、このサイトで具体的なことは言えませんが、一度出口戦略について色々と調べてみることをオススメします。

以下の動画などを一度見てみるといいと思いますね。

私も非常の勉強になりました。

ということで私が今回言いたかったときは、

確定拠出年金(iDeCo)は魅力的だが、受け取るときの出口戦略については要注意ということです。

この出口戦略を知った上で、自分によって有利なのか不利なのか、新NISAを優先すべきなのかなどを検討したほうがいいと私は思います。

メリットである、「①全額所得控除される」「②運用益が非課税になる」は相当魅力的です。

また、デメリットの「①原則60歳まで引き出せない」も見方によってはメリットです。

人はどうしても途中で引き出して使ったりしてしまうと思うので、強制的に引き出せないようにできるのはデメリットばかりではないと思いますね。

積立投資は、以下の記事でも書きましたが、案外難しいので…

積立投資は難易度が高いと思う – チャーリーのゴルフ日記 ~ゴルフ・ビジネス(仕事)系ブログ~ (cyarry-diary.com)

今回、言いたかったことは以上になります。

確定拠出年金(iDeCo含む)はしっかりとメリット・デメリットを理解すること、特に出口戦略については気を付けて、より理解を深めることが重要であると私は感じます。

参考情報として、以下に松井証券のiDeCoのリンクを貼っておきます。

松井証券のiDeCoであれば、eMAXIS Slimシリーズの商品なども幅広く取り扱っているみたいなので魅力的ですね。

投資は自己責任です。本サイトに記載の情報は私の私見がメインです。投資に関して、一切の責任は追えませんのでその点はご理解いただき、ご覧ください。