積立投資は難易度が高いと思う

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2024年1月から新NISAがスタートしました。

従来の NISA から比べて新 NISA は積立投資の金額が大幅に増えて魅力的ですよね。

私はこれまであまり積立投資をしてきませんでしたが、今回の新 NISA では積立投資枠があるので、オールカントリーと S&P500インデックスファンドに積立をしております。

積立投資ですが、私は7、8年前ぐらいにもやっていたことがありましたが、挫折したことがあります。

過去に挫折した経験と、新NISA が始まる前の半年ぐらい前から積立投資をしてみた経験から積立投資は意外に難しいなと個人的には感じます。

その理由についてお伝えさせていただきます。

投資は自己責任です。本サイトに記載の情報は私の私見がメインです。投資に関して、一切の責任は追えませんのでその点はご理解いただき、ご覧ください。

1、積立投資が難しい3つの理由

1-1、退屈である

私が途中でやめた理由がこれです。

はっきり言って退屈であり、つまらない投資方法が積立投資です。

私の場合は個別株も一緒にやっていたのですが、個別株であれば値幅も大きく、企業の業績や社会の動きで大きく変化していくので自分で企業分析したり工夫ができます。

一方で積立投資、特にインデックスファンドでの積立投資の場合はいい意味でも悪い意味でもほったらかしで長期間の投資スタイルなので、退屈です。

でもこの手間がかからないところが積立投資の良さです。

本当に黙ってじっと10年、20年、30年とじっくりかけて資産をコツコツで積み上げられる人にはいいですが、退屈だなと思う人も多いと思いますね。

1-2、ライフスタイル、ライフプランが変化する

20代で社会人になり立ての人は実家なので、余裕があるので金額を大きめで積立できる人もいずれは一人暮らしして、さらには結婚して子供を持つと、お金にそんな余裕はなくなります。

なので、数十年に渡って、一定金額を積み立てするのは意外と難しいだろうなと思います。

急にまとまったお金が必要になることもありえますので、ライフスタイルが変化していく中で続けることは意外と難しいだろうなと感じますね。

1-3、別の商品に手を出したくなる

仮に積立投資している投資信託の調子が良くて成績がいい場合、別の商品はどうかなと意外に手を出したくなるものです。

投資信託だけに限らず、国内外の個別株への投資も興味が持ってくる人は少なくないはずです。

10年とか経てば、世の中の動きも変わり、よりいい別の投資信託の商品を出てくる可能性だってあります。

2、私の実例

私の場合、2023年~2024年にかけて1年ほど20,000円をニッセイ日経225インデックスファンドに積立投資していたことがありました。

その後、2018年頃まで追加投資はせずに放置して、140,000円ほどの利益が出ました。

利益が結構出ているので全然満足はしてますが、今の日経平均株価を考えるとこのままずっと投資し続けて、まだホールドして持ち続けていればもっと資産は増えていたなとは思ってます。

私が1年間で積立投資をやめてしまった理由は先ほどの1と3の理由です。

積立投資で退屈だったので、もっと自分の勉強のためにも個別株をどんどんやっていきたいという思いが当時は強くてやめてしまいました。

あとは、投資信託の仕組みもわかりきっていなかったのも大きい気がします。

当時は個別の株のほうが配当金あるからいいじゃんと安易な考えもありましたね。

投資信託の場合、投資信託内で再投資してくれるので複利が利きやすいのが魅力ですが、本当に中で再投資してくれているのかもよくわからなかったという点もあります。

3、ではどうすべきか?

正直、私も明確な答えはないです。

人の性格にもよりますしね。

ただ、私が考える解決方法は以下があります。

3-1、口座を分けて積立のほうはできる限りほったらかしに

積立投資用と個別株投資用に口座を分けるのは1つだと思います。

実際、私もこのたびの新NISAはSBI証券にして、これは積立投資などのインデックスファンドメインで投資し、従来の楽天証券は個別株メインにしてます。

楽天証券で日々の個別株などの株価はチェックして、SBI証券はできる限り、あまり見ないようにしてます。

3-2、投資できる金額が少なくともいいから継続する、そして解約はしない

ライフスタイルによって、投資できる金額は変動していくのはやむおえないことです。

ただ、それで完全にやめてしまうのはもったいないので少額でも継続することが重要だと考えます。

少額すら難しいのであれば、現状の分は可能な限り解約しないようにして、できる限り、完全にやめるということはせずに市場に居続けるという選択肢も考えたほうがいいかなと感じてます。

3-3、確定拠出年金(iDeCo含む)をやる

確定拠出年金は個人的にはかなりいいと思います。

iDeCoのメリットとデメリットは一般的には以下と言われてます。

メリット
①全額所得控除される
②運用益が非課税になる
③受け取る時も控除される

ちなみに私は③はデメリットになると思っているのですが、詳細はどこかで書こうと思います。

デメリット
①原則60歳まで引き出せない
②手数料がかかる
③元本割れするリスクがある
④買える商品が限られている

以上が一般的なメリット・デメリットの要約ですが(すべて網羅はできてないです)、私はデメリットの①は意外とメリットでもあると思ってます。

①の通り、60歳まで引き出せないので縛りがあります。

縛りがあるからこそ、長期の積立投資にはぴったりなんだろうなと思いますね。

実際、私の場合はiDeCoではなく、企業型の確定拠出年金の話ですが、ここでは日本株のインデックスファンドにずっと積立投資してます。

最近、ちゃんと金額をみたのですが、7年ほどずっと積立しているので、結構いい金額になっており、含み益も驚く金額になってました。

これをみて、長期投資には意外と確定拠出年金はいいなと感じましたね。

もちろん、60歳までは少なくとも使えないお金なので注意が必要ですが、選択肢としてはいいと思います。

以下に松井証券のiDeCoのリンクを貼っておきますので、よろしければ参考にしてみてください。

松井証券のiDeCoであれば、「eMAXIS Slimシリーズ」も取り扱いがあるようなので、魅力的です。

4、まとめ

最後にまとめます。

私は積立投資は意外と難易度が高いと思ってます。

理由は以下です。
・退屈だから
・ライフスタイルが変化するから
・他の商品も試したくなるから

でも積立投資は長期で長くやらないと意味がなく、長期でやるとすごくメリットがあると思います。

なので長期で続けるためには以下方法が考えられます。

・別の証券口座で管理を分ける。
・金額を少なくして少しでも継続する。解約もできる限りしない。
・iDeCoなどの確定拠出年金を有効活用する。

この中でも特にiDeCoなどの確定拠出年金は、途中での引き出しができないので制約で縛りがあるので、長期投資には向いているので、選択肢の1つとして考えてみたほうがいいと感じてます。

確定拠出年金にはデメリットもあるので、人によって選択すべきなのかは異なりますので、また別の記事で私が感じるデメリットについては書きたいと考えております。

いずれにしても積立投資は長期で継続することが重要なので、自分なりにいい方法を見つけて、長く運用していくことを心掛けていくべきです。

今回の記事は以上になります。

参考情報

他にも資産運用や新NISAについて色々と記事を書いているので以下にリンクを貼ります。

よろしければ、一緒にご覧いただき、参考にしてみてください。

eMAXIS インド株式インデックスが出るみたい – チャーリーのゴルフ日記 ~ゴルフ・ビジネス(仕事)系ブログ~ (cyarry-diary.com)

eMAXIS インド株式インデックス購入申請したけど… – チャーリーのゴルフ日記 ~ゴルフ・ビジネス(仕事)系ブログ~ (cyarry-diary.com)

私の新NISAの戦略について – チャーリーのゴルフ日記 ~ゴルフ・ビジネス(仕事)系ブログ~ (cyarry-diary.com)

全世界株式のインデックスで日本除くは意味がないのでは? – チャーリーのゴルフ日記 ~ゴルフ・ビジネス(仕事)系ブログ~ (cyarry-diary.com)