100を切ったぐらいのときに、そろそろ初心者用のクラブからクラブを買い替えようと考える方は多いのではないかと思います。
見た目もかっこいいマッスルバックのアイアンや硬くて重いシャフトの入ったドライバーなどは上級者になったようで魅力的で、ゴルフショップに行くとついつい欲しくなってしまうと思います。
私もそんな人の一人で100を切って90台半ばのスコアが出るようになったときにアイアンを中級者~上級者向けのクラブに買い換えましたが、それが非常に失敗だったと思ってます。
理由としてはクラブが難しい上に重かったため、シャンクがよく出るようになり、ラウンドの後半はかなり疲れてスコアが悪くなるケースが多くなりました。
このような経験から、正直100を切ったくらいでは中級者~上級者が使うようにクラブ(マッスルバックやそれに近いクラブ)は不要だと思いますので、その理由などを少しまとめさせていただきます。
1、80切りくらいまでは真っすぐ飛ばすのが最優先では?
上級者向けのアイアンなどを使うメリットとしては、「操作性が高い=つまりフェードやドローを打ち分けたい」「深いラフでも打ちやすくしたい」の2点だと思ってます。
反対にデメリットとしては「ミスショットに弱く、芯に当たらないとちゃんと飛ばない」です。
このことを考慮すると本当に80切りもしてないのに難しいアイアンは必要でしょうか。初心者から中級者までつまり80切りするくらいまでは、真っすぐ前に飛ぶほうがいいのではないかと思ってます。
2、上級者向けのアイアンなどはヘッドが薄いので、打つときに心理的に不安になる
ゴルフはメンタルのスポーツです。なので打つ前に少しでも不安が多くなることは何もメリットがないです。よっぽどの自信がない限り、避けるべきかなと私は思ってます。
3、重いクラブやシャフトは下半身が重要
これは私の視点ですが、重いクラブやシャフトを使いこなすには腕だけや上半身だけのスイングでは安定せずに使いこなせないと思います。なので力があるからというだけで使うのは要注意です。
また重いとラウンドの終盤で疲れが出てくるので、ラウンドをたくさん行ってて体力(ゴルフ向け)がある人以外はその点もデメリットになります。
まとめ
これまでの話をまとめますと、80切りをするまでは「真っすぐ飛ばすこと」「安心感があり、ミスショットしてもある程度クラブが助けてくれること」「重すぎないこと」がクラブに求めることだと思いますので、100切りしてすぐに中級者~上級者向けクラブを買うことはよく考えたほうがいいです。(私はオススメしません。)
早くから上級者向けにクラブを使ったほうが上手くなるという理論もあるとは思いますが・・・
以上です。