【書籍レビュー】中井学のゴルフ練習革命

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最近、ゴルフの本や雑記を読むことが多いですが、

今回は「中井学のゴルフ練習革命」という本を

読んだので、そのレビューをさせていただきます。

(以下は商品のリンクになりますので、最後にも貼っておきますが、こちらにも貼っておきます。)


ゴルフの本や雑誌を見ていて感じることは、小難しい本が多いということです。

ただしこの「中井学のゴルフ練習革命」は、

読みやすい内容だったので、

さっと読むことができ、理解しやすかったです。

私が読んで参考になるなと思ったことを、

抜粋してお伝えします。

1、読んで参考になった4つのポイント(抜粋)

1-1、練習場でもコースプレーを想定したシュミレーション練習をすること

私もこれは取り入れるべき

だと思っているので共感しました。

練習場では例えば7番アイアンの練習なら

7番アイアンを何回も連続して打つ人が多いです。

それはそれで重要ですが、

何回も連続して打てば良くなっているのは当たり前です

ただしコースでは同じクラブで、

何回も打つケースは少ないです。

そのため、番手を1球1球変えて練習することも大切であると感じます。

この本では、よく出かけるコースの

ホールレイアウトを思い出して、

「まずはドライバーを打ち、ロングホールなら次は5番ウッド、ミドルホールであれば7番アイアンを使い、距離感が合わなかったり、方向性が左右にずれたら、50ヤードでアプローチする」

といった形でやって、クラブを持ち帰る練習を紹介してます。

ただし、このようなクラブを順繰り練習はクラブごとの距離感を意識しないと無意味であり、

どれくらいの距離を打つのかを明確にしておくことが重要であるとのことでした。

ただ単純に番手ごとで何球も何も考えずに練習するだけでは上手くならないということです。

1-2、フルスイングではなく、コンパクトスイングでの練習が重要であること

ハーフスイングのイメージ写真

コンパクトスイングとはこの本ではフルショットよりも振り幅を小さめに抑えた、「スリークォーターショット」と「ハーフショット」のことを指してます。

プロやシングルゴルファーの考えるフルショットとは「8割スイング」であり、

練習場では周囲の人たちがフルショットしかしないことにいつも驚くとのこと。

そのため、6番~8番アイアンを使ってコンパクトスイングを練習することをオススメしてます。

コンパクトスイングは傾斜地やライの悪い場所などでもフル活用できる点もメリットのようです。

この内容を見て、私は共感できましたし、個人的な見解としては、

「特にフェアウェイウッドなどのウッド系をフルスイングして上手くいっていない人が多い。」

と感じます。

これは普段ドライバーの練習が多く、フルスイングの練習が多い人で、そのままの感覚でフェアウェイウッドの練習をしており、さらにコースでもフルスイングでウッド系を打って失敗するケースです。

実際、100切りを目指している知り合いとゴルフに行くと大体ウッド系で大きなミスをして、あるホールで大叩きして、100切りできないケースが多い気がします。

100切りするにはいかにOBなどの大きなミスをしないかだと思いますので、

このような観点からもフルスイングではなく、コンパクトスイングは重要であると感じます。

1-3、アプローチの練習は練習場とコースの距離感のギャップを埋める

これは私もやってしまいがちであり、重要なポイントだと感じます。

練習場での50ヤードのイメージで実際のコースでピンまでの距離が50ヤードの際に打つと大体オーバーします。

理由は単純で、転がる距離をイメージできていないことですよね。

ただし、練習場で転がる距離を測っても地面が固いなどで意味がないです。

オーバーすることを警戒すると今度はインパクトが緩んでザックリやトップになってしまいます。

こういった練習場とコースのギャップを埋めるには「ボールの落とし場所」を決めて打つこと

が重要であるとこの本には書いてます。

ボールがグリーンの乗ってからのランが5~10ヤードくらい出ると想定して、

30ヤードの看板の10ヤード先にピンがあるとイメージするなどの工夫が必要とのことです。

1-4、あえて極端なことをやってみる

練習では真っすぐ打つことだけに集中しないで、「極端なこと」を試す練習もすることも重要です。

具体的には、ボールを極端なぐらい右や左に置いてみる、極端にクラブを右や左に振っているなどです。

私もこれは非常に重要な練習だと思いますね。

以前にドロー系の球筋になってきたというタイトルの記事でも少し書きましたが、

ドローを覚える際は、中途半端になるのでなく、ドロー(フック)しすぎてもいいので絶対にスライスしないように意識することが重要といいましたが、これに近いと思ってます。

以前の記事:半年でようやくドロー系の球筋になってきた – チャーリーのゴルフ日記 ~ゴルフ・資産運用・ビジネス(仕事)系ブログ~ (cyarry-diary.com)

極端なことをやってみて、どうすれば右にいくのか、どうすれば左にいくのかが分かってくればあとは微修正を繰り替えてやるべくその幅を縮めればいいのです。

この本で言っていることはそういうことだと思ってますが、

具体的にはこの本では極端にオープンスタンスやクローズドスタンスにして練習することなどを紹介してます。

2、その他この本のいいところ、イマイチなところ

2-1、QRコードを本の中にあり、そこから動画の確認で確認ができる

結構画期的ではないかと思いました。

従来はDVDが付いてたりするものが多いですが、QRコードから動画が見れるので、

より簡単に動画で確認できるのがすごいですね。

2、適度にカラー写真があるので見やすい。

ゴルフのレッスン本の場合、写真がないと分かりにくいですし、

逆に写真ばかりだと分かりにくくなってしまうので加減が難しいです。

その点、この本は写真の量が適切で見やすいと感じました。

3、内容の流れや結論が分かりにくい点が気になる

基本にこの本はいい本であると感じましたが、話の内容の流れがイマイチ分かりにくいのと、

最後の結論の部分が少し弱く、これで終わり?と少し思ってしまったので、

その点は気になるポイントでした。

まとめ

最後の結論となりますが、私としてはいい本だと感じ、読んでよかったのでオススメです。

特にオススメなのは、
・ゴルフはそこそこ上手くなったけど、100切りがなかなかできない人
・スコアが停滞してしまっている人
などにオススメしたい本だと感じました。

理由としては、上記のような人はこれまでやってきた練習方法ではこれ以上上達しにくくなっている状態だと推測できますので、その状況を打破して練習方法を見直すのにいい本であると感じます。

よろしければ、以下にリンクを貼っておきますので、参考にしてみてください。