ヤフーニュースで以下の記事が出てました。
1部上場8割超が最上位に移行 東証、銘柄厳選の思惑外れる(共同通信) – Yahoo!ニュース
個人的には以前より気になっていたことなのでこの記事の内容の個人的な考えをお伝えします。
■私の思うこと
①個人投資家の一人としての視点
正直、私はもっとプライム市場は絞られると思ってましたので、自分の保有している銘柄がスタンダードに落ちてしまい、株価が落ちてしまわないか不安でした。
なので個人投資家としては今回の再編では大荒れにならない気がしますので、保有している株価が大きく下落する可能性は低くなったのはよかったと思います。
ただし私は今の東証一部上場の企業数は多すぎだとは思ってます…..
正直東証一部上場というもののステータスは今の時代は低くなってしまっていると感じます。
②企業視点
企業視点からするとやはり自社のステータスに繋がるのでわざわざスタンダードを選択する会社は少なくて当たり前だと思います。
特に学生の就職活動には重要な視点だと思います。BtoBであまり知名度がない会社なども東証一部上場であれば学生に安心感を与えると思いますので、企業にとってはプラスです。
③東証視点
正直この再編で何がしたかったのか全然意味がわかりません。結局変更に関する余計なコストがかかることで誰にもメリットがないように感じます。
これをするのであれば、現状の1部と2部は残して、新たに1部上場の中で優れた企業をプライスに昇格させるという対応のほうがよかったと私は思います。
そうすれば今1部や2部上場している企業にもマイナスはないですし、新たにプライムになった企業はメリットがあり、今後もプライムを目指して企業価値を高めていく企業のモチベーションにもつながった気がします。
結論、この再編で何がしたかったのかが全く意味がわからないのが問題点のように感じます。
私としては上記3点が個人的な意見になります。
私自身勉強不足かもしれないですが、「何がやりたかったのか?」「メリットが何なのか?」が理解できてないのかもしれませんが、一般の人は同じ感覚な気がします。
今回は以上になります。