20代~30代のビジネスマンで転職しようか検討している人は多いのではないでしょうか?
私自身も20代で一度転職をしておりまして、転職した結論としては非常に良かったと思ってます。
逆に転職しないことが今後のキャリアにとってマイナスにすらなると最近は感じております。
そこで今回は転職のメリット・デメリットと転職すべき人とすべきでない人を私なりの考えをお伝えします。
1、メリット
①多様性のある考え方が身につく
1つの会社にいるとその会社の仕事のやり方や考え方に固執してしまい、凝り固まった思考に陥ります。
転職することで今までの仕事のやり方は当たり前ではなかったということに気が付き、視野が広がります。
特に同じ会社でずっといる年配の方を見ると強く危機感を感じますので、できるだけ若いうちに転職は経験するべきだと思います。
※若いうちと言っても入社1年目~3年目はさすが早すぎて逆効果だと思います。
②自分のキャリヤの棚卸ができ、常に転職市場での自分の価値を意識して仕事をするようになる
まず転職活動をする時に自分のこれまでの仕事の棚卸と自分の強みや弱みを分析する必要があります。
この棚卸と自己分析は転職しなくても非常に重要なことなので貴重な体験です。
そして今の自分の転職市場での価値はどれくらいで、今後どのようなスキルを身に着けるべきか、このまま同じ会社で同じ仕事をやることが自分にとってプラスになるのかを客観的に知ることができると思います。
③人間関係や職場の環境をリセットできる
転職を検討する大きな理由として「上司や先輩が嫌い」「同僚と気が合わない」「仕事が激務すぎる」といったどちらかといえばネガティブな理由は少なからずあると思います。
転職をすればこのような問題は一旦リセットできます。
ただしどんな会社でも人間関係や職場環境が合わないというのは多少あると思いますので、これが一番の理由で転職をするのはあまりおすすめできません。
④年収アップの可能性もある
これは自分のスキルや転職する先の会社によって大きく異なりますので一概には言えません。
ただし小さな会社から大きな会社に行った場合や、同業の会社で規模が大きな会社になる場合などは年収アップの可能性もありますので転職する際は交渉などをしてみたほうがいいと思います。
2、デメリット
①人間関係や職場の環境が良くなるとは限らない
メリット③でリセットできるといいましたが、リセット出来るだけで今の会社よりも必ず改善されるわけではなく、逆に変な会社に行ってしまったら環境が悪化する可能性があります。
正直この人間関係や職場の環境というのは入社してみないと分からないのでやっかいです。
②履歴書にキズがついてしまう
日本企業の場合、転職というのはちょっと前までネガティブに見られがちだったので会社によっては好まれない場合があります。
ましてや2度も3度も若いうちに転職してしまうと履歴書にキズがあると見られてしまう可能性がありますので要注意です。
③業種を変えた未経験の転職だと年収がダウンする場合が多い
同業者などで経験があれば年収アップの可能性もかなりありますが、未経験の業種や職種に転職する場合は大きく年収ダウンする可能性が高いです。
これは未経験なので年収が低くなってしまうので企業目線で見るとしょうがないですよね…..
3、上記を考慮して転職すべき人・転職すべきではない人
転職すべき人
・現在の仕事で一定の成果が出た人
→成果を出していればアピールになり、面接でも有利ですし自信にもなるからです。
・成果を出した上で次の仕事にチャレンジしたい人
→成果を出している人は活発的な人が多いのでより困難な仕事や新しい仕事にチャレンジしたいという気持ちが出てくる人が多いです。そのような意欲的な人は転職しても成功するでしょう。
・明らかに人間関係や職場の環境がブラックな人
→ブラックな会社に何年も勤めていても経験や知識が付かない可能性がありますし、体調を崩して体を悪くする可能性があります。体を壊すと回復するまでに時間がかかり大変なので、体調を悪くする前にブラックな場合は転職しましょう。
転職すべきではない人
・社会人になって入社1年目~3年目の人
→これは今の仕事での経験や知識が乏しいので転職してもそれを生かすことができないためです。ただ明らかにブラックな会社で環境が悪い人は別です。
・理由がネガティブばかりな人
→ポジティブな理由(例えばもっとチャレンジングな転職をしたい)がないと次の会社でも同じような理由でまた転職してしまう気がします。
・現在の仕事で成果が出てない人
→現在の仕事で成果が出てないと転職時の面接でのアピールも難しいので条件のいい転職は難しいです。一度何かしらの成果を出した上での転職をおすすめします。
・年収アップしか考えてない人
→必ずしも年収がアップするかはわかりませんし、転職して初年度から年収が高すぎると期待値が大きくプレッシャーとなってしまうと思います。