今回は「ゴルフパッティング大全」という本のレビューをします。
私はパターが非常に苦手なので読んでみましたが、
非常にいい本だと感じました。
どんな本か簡単にまとめると、
タイトルの通り、
パター(パッティング)について、
基本的かつ重要なことを網羅されてます。
・グリーンの読み方
・パターの考え方
・打ち方について
・クラブについて
これらが非常によく整理されており、
まとまっている本だと感じました。
私は特にグリーンの読み方やパターの考え方の部分で、学ぶことが多いなと感じましたので、
パターに苦手意識がある方にはオススメの本です。
私が感じた特に重要な4つのポイント(要約)
1、グリーンに乗ってから傾斜を見ても遅い
人間には素晴らしい平衡感覚を備えているので、
グリーン程度の傾斜なら持前の平衡感覚で順応する。
そのためグリーンに乗ってしまうとわからなくなってしまう。
となれば、
乗る前に傾斜を見るしかなく、必ず遠景からグリーンを見ることが重要である。
乗る前に大きな傾斜を把握しておけば、雑多な情報に翻弄されない。
とのことです。
私もグリーンの傾斜は、グリーンに乗ったあと、
もしくはグリーン周辺でのアプローチをしたあと、
ぐらいからしか見てなかったので参考になりました。
実際のラウンドでも気にしてみると、
確かにグリーンを遠くから見ると傾斜の大まかな状態がわかるので、非常に参考になりました。
2、排水溝の位置で傾斜を推測できる
これは以前に以下の記事で紹介した内容を重なります。
中井学のYoutubeチャンネルでも同じようなことを言ってます。
ゴルフ系Youtubeでよかった動画3選 – チャーリーのゴルフ日記 ~ゴルフ・ビジネス(仕事)系ブログ~ (cyarry-diary.com)
グリーンの周りには必ず排水溝とスプリンクラーがあり、排水溝は水を一か所に集めて流す設備で、
グリーン周りの最も低いところに設置されている。
大きな傾斜は排水溝の方向に下っていると効率よく水を流せるので、
排水溝に向かって下りのケースが多い
と考えられます。
また、基本的に池はグリーンよりも低い位置にあるので、
池に向かって下り傾斜が入りやすい
とのことです。
なので、排水溝とか池の位置はしっかりと把握することが傾斜を読む上では重要ですね。
3、カップに近くなってからの切れ目を見る
ボールのスピードが乗っているうちはグリーン面の
干渉を受けづらくても、減速するほどに干渉され始める。
つまり、カップに近づくに従って曲がりやすくなったり、芝目の影響を受けやすくなる。
ラインを読む際には、それを考慮しなければいけず重要。
最後の最後でボールがどう転がるかがライン読みの重要ポイント。
目安になるのは、カップに近い側3分の1の距離からどう曲がるかを読むこと。
とのことです。
確かに前の人が打ったパットは参考にする人が多いと思いますが、
最後のほうをより意識して見ることまでは私はしてなかったので、
これは原理としては当然であり、効果的だと感じました。
4、スタート前の練習でロングパットの基準を作る
実戦に準じたロングパットを打つ機会はゴルフ場でしかないので、
スタート前のパット練習では必ずロングパットを打っておくべき。
とのことです。
確かにただでさえ、パターの練習はアマチュアゴルファーは手を抜きがちですし、
練習してもショートパットばかり、だと思いますので、ロングパットは重要ですね。
アマチュアは距離があるパターになるケースも多いですし…
まとめ
以上の4点が私が特に重要で学べてよかったと思ったポイントです。
今回挙げた4点以外も、本当に色々と参考になることが書かれており、
まさに大全といったところです。
パターが苦手の人には一度読んでもらいたいですね。
学ぶことも多いと思いますが、パターに対しての
モチベーションも何となく上がりました。笑
以下が商品購入のリンクになりますので、
よろしければ参考にしてください。
参考情報
他にもゴルフ関係の書籍レビューをしているので、
以下にリンクを貼っておきます。
よろしければ一緒にご覧ください。
【書籍レビュー】シングルの流儀を読んで。 – チャーリーのゴルフ日記 ~ゴルフ・ビジネス(仕事)系ブログ~ (cyarry-diary.com)
【書籍レビュー】打ち方は教えない。を読んで – チャーリーのゴルフ日記 ~ゴルフ・ビジネス(仕事)系ブログ~ (cyarry-diary.com)
【書籍レビュー】ゴルフが上手い人と下手な人は何が違うのか?を読んでみて。 – チャーリーのゴルフ日記 ~ゴルフ・ビジネス(仕事)系ブログ~ (cyarry-diary.com)
【書籍レビュー】中井学のゴルフ練習革命 – チャーリーのゴルフ日記 ~ゴルフ・ビジネス(仕事)系ブログ~ (cyarry-diary.com)